The 4th software "Eco"
第四のソフト エコ
コレクターズソフト、第四のソフト。「環境保全」を司る。
属性は水で、植物を自由自在に操る能力を持つ。

自然を心から愛すが故に、自然を破壊する人間たちを憎み、
直接的ではないにしろ危害を加える(自分のテリトリーに迷い込ま
せて拘束したり、恐竜ロボットに食べられると思いつつ放置したり)
という、
人間のために作られたソフトにあるまじき、
ロボット三原則もへったくれもない行動をとった事がある。
1コレクターズソフトといえどグロッサーと同じ、
自我に目覚めたソフトである事に変わりはない。

彼がそこまで思い詰めた行動をとったのには、
当時、エコが知っていた唯一の人間であり、親のように
慕っていた 犬養博士に「捨てられた」と思いこんだ事が
大きい。(実際はグロッサーから守るために逃がしたのだが…)
まだ親に甘えたい年齢(設定)だった事や 情が深い分、
裏切られたと感じた時の絶望や憤りが強かったのだろう。
ただ、グロッサーとは違い、彼には救ってくれる仲間がいた。

子どもらしい無邪気さと、自然や仲間を思う優しい心の持ち主
だが、素直な性格では無いため、ひねくれた態度をとる事も。

彼の力をプリズムインストールすると、水のエレメント
スーツに変身し、水を自在に操る能力がユイに備わる。
麻宮版マンガでエコの力をプリズムインストールすると
「水のエレメントスーツ」に変身する。能力はアニメ版と
ほぼ同じ。
CV:渡辺 久美子
あんまりお前達が頼りないから
仲間になってやるよ。

(「とどけ!森の歌声 後編」より)
エコ台詞集

「とどけ!森の歌声(後編)」より
エコ 「結局こいつは、人間の都合で作られ、人間の都合で捨てられてしまったんだ。
ゴミにされてしまったんだ。
人間は身勝手すぎる。そしてその犠牲にされているのが、僕たちみたいな人間に
作られた物なんだ! だから、ボクは……ボクは……!!」
限りなく人間に近い感情を持っていても、所詮は人間に作られた道具、「物」扱いなのか。
もともとは人間(犬養博士)を慕っていただけに、その怒りと悲しみは深い。

エコ 「IRにアンティ!あんた達はなんで人間なんかのために働くんだ。」
アンティ 「私たちは人間に作られたソフトなのよ。」
エコ 「だけど 僕たちを作った犬養博士も、僕たちを捨てた。
やっぱり身勝手な人間だからだ。」
IR 「それは違うでありまする。犬養博士は、エコを捨てたわけではありませぬ。」
アンティ 「グロッサーから守るためにした事なのよ。」
エコ 「同じ事じゃないか!」
アンティ 「じゃあ、あなたはグロッサーに見つかって消去されてもいいっていうの」
IR 「それだけじゃすまないでありまする。逆に利用されて人間達を支配する
ことを手伝わされてしまうかもしれないでありまする、エコ!」
公園管理人 「犬養博士という人は良く知らんが、きっとつらい気持ちだったんだと思う。」
エコ 「あんたなんかに何がわかる!」
公園管理人 「私がそうだったからさ。
このネッティーと別れ別れになった時は胸が張り裂けそうだった。」
幼さ、情の深さ故に、人間を信じられなくなったソフト、エコ。
この話で、ウォーウルフに森を焼かれて、エコはグロッサー達と 戦う決意をするのですが
その、エコが憎んだ ウォーウルフこそが、「逆に利用されて人間達を支配する事を
手伝わされる」事になったコレクターズソフトだったわけで……。

「最後のソフト シンクロ」より
犬養博士 「みんな心配かけた。そして本当によく頑張ってくれた。
エコ、元気だったか?」
エコ 「犬養博士…犬養博士ぇ……。」 (犬養博士に抱きつく)
いつも天の邪鬼な態度をとっているエコですが、この時ばかりは素直です。
普段とのギャップもあって、どれだけ犬養博士を慕っていたのか一発でわかるシーンです。

「明日へ出発!」より
エコ 「ほんの少しの間だったけど、ボクたちは精いっぱい生きることができたよ。
ユイ……お姉ちゃん。」
コレクターズの最後の挨拶……エコの台詞には 普段だったら絶対言わない、
ユイへの思慕の念がギュッとこめられてます。
滅多に素直にならないからなぁ、この子は……ううっ(´;ω;`)


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